皮膚表面にある格子状や三角、菱形の形状をした凹凸のことでキメは肌の健康状態を表します。
キメが整っていると、肌が健康であると推測され、キメが摩耗していたり粗くなっていると、外的刺激に弱くなったり、水分が蒸発してしまい様々なトラブルを招く原因となります。
細かい線のようになっているところを「皮溝」、皮溝に囲まれた小さな盛り上がりを「皮丘」と言います。皮溝は皮膚の収縮に重要な役割をしています。
皮溝部分にファンデーションなどのメイク料が残留すると、皮溝にストレスが溜まり、キメが一定方向に流れ、乾燥や小ジワ、シワの原因となります。
皮丘の真ん中には、「汗」が排泄される汗腺があります。
皮脂腺から分泌される皮脂と汗腺から分泌される汗とが混ざりあったもので、水分の蒸発を防ぎ、肌の潤いと柔軟性を保持し、艶を与え滑らかにします。
皮脂膜は、皮脂に含まれる脂肪酸と汗に含まれるアミノ酸などによってpH4.5~6.0の弱酸性に保たれ、外界からの異物や雑菌の侵入、増殖を防いでいます。
また、皮脂膜には「表皮ブドウ球菌」や「黄色ブドウ球菌」、「アクネ菌」などの常在菌が存在します。
下から基底層、有棘層、顆粒層、角質層で形成される。
手の平や足の裏などの皮膚が厚い部位にのみ透明層が存在する。皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)に重要な役割を担ってます。
基底層と皮下組織の間にあり、肌の張りや弾力を保つ重要な役割をしています。
そして、真皮層には毛細血管や毛根、皮脂線、汗腺、神経、リンパ管などが存在し、皮膚全体の95%を占めると言われ、皮膚全体に酸素や栄養を与える重要な役割をしています。
タンパク質から作られる弾力繊維のエラスチン、コラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞、ゼリー状の基質、皮膚内部に水分を蓄えるヒアルロン酸が存在しています。
そして、真皮毛根内にある真皮幹細胞は繊維芽細胞の増殖・分化して細胞を賦活して張りやシワの改善をしています。
真皮層の下にあり脂肪を蓄えてクッションの役割をし、皮下脂肪と言われています。
皮下脂肪は、外部からの衝撃を吸収するクッションのような役割を持ち、熱を伝えにくいという脂肪の特性により、体温調整の役割もしています。
表皮の一番下にあり、血液から栄養と酸素を受け取っています。
基底層を構成する細胞の中で最も多いケラチノサイト(角化細胞)は、細胞分裂することで次に新しい細胞を作り出しています。
基底層には色素細胞と呼ばれるメラノサイトが存在し必要に応じてメラニンを作り、周りの細胞に配分します。
表皮では最も厚い層で、字の通り棘同士が密接に結合し、細胞と細胞の間をリンパ液が流れており、細胞への栄養の運搬に重要な働きをしています。
ランゲルハンス細胞が存在し、外部から侵入してくる異物に対して、免疫応対をなすのに重要な役割を果たします。
扁平な形をしており、ケラトヒアリン顆粒と呼ばれるガラス質状の顆粒を多く含んでいます。
この顆粒が紫外線を反射させて、紫外線が深部へ浸透するのを防ぐ役割を果たします。
皮膚の一番外側に位置し、核をもたない細胞からなる層で、約20層(顔の場合)からなり、別名「死んだ細胞」と言われています。
外界の刺激から肌を守り、肌内部の水分が蒸発しないように守る働きを担っています。
汗を分泌する腺で、アポクリン汗腺とエクリン汗腺とがあります。
アポクリン汗腺は、わきがの原因に直接関係があり、タンパク質、アンモニア、脂質を含みこれらが細菌によって分解されて独特の臭いを発します。
エクリン汗線は汗をかく時の汗腺で、身体の体温調節をし、水分と塩分を含み色も匂いもなく透明な汗です。
皮脂を分泌し、皮膚や毛髪の表面の保護や保湿の働きをします。
体毛一本に対してそれぞれ皮脂線が存在しています。
皮脂腺から分泌される皮脂は、脂肪を含む液体で、主成分は脂肪酸グリセリンエステルです。
皮脂腺の腺細胞が内部で合成した分泌物を多量に蓄積した後、細胞全体が崩壊する事によって皮脂腺内腔に放出されるとともに皮膚表面に分泌され、薄い膜状に広がり毛髪や皮膚を保護する役割を担っています。
セラミドで代表される脂質で、角質と角質の間に存在します。
この細胞間脂質が細胞と細胞が剥がれないようにしていることにより、バリアの役割をして皮膚内の水分の蒸発を防ぎます。
「Natural Moisturizing Factor」の略で、別名を天然保湿因子と言います。
NMFは水分を抱え込む働きに優れており、角質層や細胞内の水分維持に大切な役割を果たしています。
生体の防御システムのことで、免疫細胞の活躍により様々な病気を予防したり、病気を回復させたりする働きのことです。
私たちの身体には、細菌やウィルスなどが外部から侵入して来た時、それを異物(抗原)として認識し排除して身体を守ろうとする機能が備わっています。
この免疫システムがあるからこそ、私たちの健康は守られているのです。
色素には金属系とタール系、それに天然色素とがあります。
特にパウダー系の色素は金属系色素を使用しています。
ファンデーションや、アイシャドウ、チーク、マスカラ等は、殆んど金属系色素を使用して作られています。
金属系色素はプラスのイオンを帯びており、皮膚表面はマイナスのイオンを帯びているため、皮膚に残留しやすく、シミやくすみ、毛穴に関するトラブルの原因になることがあります。
肌を美しく健康に保つために安定した皮膚温度を保つことが大切です。
皮膚温度によって発汗したり、皮脂の分泌に影響があります。
皮膚温度が高くなると発汗して皮膚内の水分は蒸発して皮膚内部に水分不足が起こり、同時に皮脂は活発に分泌されます。
逆に皮膚温度が低いと発汗しにくいため、皮膚の水分は多くなり、皮脂は分泌しにくくなります。
皮膚温度を32℃に保つことで安定した肌の色と透明感、それに理想的な皮脂膜を作る事ができます。
まずは自分の肌をしることから始めましょう。
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